アンティーク家具のお手入れ方法

2023/6/19

ご使用に際しての注意点

アンティーク家具は、化学塗料が施された現代家具と違って、大変デリケートな塗装で仕上げられているものもあります。
その為、水分や熱に弱く、濡れた食器やフキン、熱くなった食器類を長時間置いたままにしますとシミができたり、変色する場合があるので熱い食器を置くときは、ランチョンマットやテーブルクロスをご使用ください。
また、水分をこぼしてしまった時は、木が吸収する前に早めに乾いた布で拭き取ってください。

直射日光や、冬季の室内暖房によるお部屋の乾燥も、木の収縮や天板の反りの原因となります。
日頃のお手入れに加え、とくに冬季は暖房器具を使うので、適度の加湿をお願いいたします。

自然塗装仕上げの家具のお手入れについて

神戸家具では、主にオーク材のアンティーク家具が持つ本来の風合いが伝わるよう、昔ながらの自然塗装を施しています。
季節の変わり目を目安に1回程度、ビーズワックスでのお手入れをお勧めしています。
ワックスを塗布することで家具全体の劣化、割れや反りなどの原因となる乾燥を防ぐとともに、手垢や水濡れによる汚れから表面を保護し、家具の光沢を甦らせることができます。
また、回数を重ねるごとに味わい深い色へと変化し、その変化もお愉しみいただけます。
マホガニーや、ウォールナットのアンティーク家具でも自然塗装を施した家具もございます。それらも同じお手入れ方法を推奨しています。